2024年06月25日

『嘘つきリップは恋で崩れる2』

織島かのこ 先生が贈る青春ラブストーリー。第2巻は“相楽”と“七瀬”が恋人になって
迎える大学2年目、「薔薇色の大学生活」を目指し空回りする2人の恋愛模様を描きます。
(イラスト:ただのゆきこ 先生)

https://ga.sbcr.jp/product/9784815623418/


“相楽”との恋を進展させたい“七瀬”の気負う様子に対し、酔っ払い事件に遭遇しても
気後れする彼。恋が進むことを、その先にある家族への可能性を忌避する彼の徹底ぶりに
すれ違いが起きるのも致し方ない展開。色ボケぶりを見せる彼女の苦悩も実にもどかしい。

しかし恋で身を崩すことなく克己心を示す“相楽”と“七瀬”が立派すぎて驚かされます。
家族から逃げてきた彼が「家族という形」に再び向き合うことになるのもまた家族という
荒療治が功を奏する展開になるのも、彼女にふさわしい男になるという向上心あってこそ。

普通の恋愛、という妄想に囚われることなく「薔薇色の大学生活」における理想の恋愛に
辿り着く“相楽”と“七瀬”の匂わせ描写がもうキュンキュンします。大学生活で終わる
ことのない2人の人生に幸あれ、と言いたくなることうけあい。無事完結を祝う次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190952586
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック