2024年03月29日

『母をたずねて、異世界に。 〜実はこっちが故郷らしいので、再会した家族と幸せになります〜』

藤原祐 先生の「カクヨム」投稿作が書籍化。父の事故死をきっかけに旅立った異世界にて
失踪したはずの母と再会することになる少年の成長を描くハートフル×スローライフです。
(イラスト:しの 先生)

https://dengekibunko.jp/product/322310001225.html
https://kakuyomu.jp/works/16817330662955340266


父の両親はすでに他界。母は物心がつく頃に失踪。大学入学を前に天涯孤独の身となった
“翠”に残された土地の権利書。飼い犬と共に訪れたその場所には何故か見覚えのある家。
彼が入った先には竜がいたり、飼い犬が戦ってくれたりと異世界そのもののようだが──。

“ショコラ”に心身ともに助けられつつ、家と一緒に転移された先でどうにか生きていく
“翠”の姿を見るにつれ「主人公が喪失を埋めるのではなく、喪失を抱えたまま前に進む
物語にしたい」という 藤原 先生の意図が込められているのが分かり得心がいく滑り出し。

“カレン”との再会を皮切りに呼び覚まされる記憶の数々。家族が離れ離れになった理由。
父が残したメッセージ、プレゼント、そして一つの嘘。異世界を現世界として受け入れた
“翠”がどんな未来を紡いでいくのか。コミカライズも決定した本作の続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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