衣笠彰梧 先生が贈る新たな学園黙示録。2年生編・第11巻は全学年が混合グループを形成
して行われる罰則のない「交流会」を舞台に学年末試験へ向けて様々な思惑が渦巻きます。
(イラスト:トモセシュンサク 先生)
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“橋本”の“坂柳”に対する叛意は嘘か誠か。注目の的にされた“綾小路”が期せずして
知る彼の真意、その裏にある「賭け」の話も今後の判断材料に留める泰然ぶりは通常通り。
未だ心に迷いのある彼女、そして“山村”にも世話を焼くあたりも布石に見えて興味深い。
「交流会」で“南雲”が持ち掛けた「賭け」に使われる体験学習ゲームすら楽しむ余裕を
見せる“綾小路”に先輩として託した想いが印象的。その“南雲”が「交流会」で迎える
局面を考慮して「あの伝言」を残す“綾小路”の視野の広さには素直に驚くしかないです。
対“天沢”戦の稽古をつけてもらう“堀北”や“伊吹”も“綾小路”が持つ実力の底深さ
を知る中、それを嫌という程に認め合う“龍園”と“坂柳”が「賭け」の集大成に選んだ
学年末試験は波乱必至の予感。三者面談も予断を許さない雰囲気で続きが気になる所です。
2024年03月14日
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