2023年12月08日

『聖剣学院の魔剣使い14』

TVアニメが放映中の、志瑞祐 先生が贈る学園ソードファンタジー。第14巻は〈聖剣〉で
紡がれる“リーセリア”と“レオニス”の絆、因果を結ぶ女神が事のすべてを明かします。
(イラスト:遠坂あさぎ 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/seikengakuin/322307001206.html
https://seikengakuin.com/


“レオニス”が焦がれた“ロゼリア”が満を持しての登場。彼女が語る、神々の過ちから
始まる悔恨と〈ヴォイド〉に抗う運命を“レオニス”たちに託すまでの途方もない歴史に
まず驚かされます。〈虚無世界〉で起こった数々の顛末もようやく腑に落ちるというもの。

“シャーリ”の失態も含め“レオニス”が魔王だと“リーセリア”に知られてからの顛末
を見るに、彼の心配も杞憂に終わったようで何より。夜の魔王かどうかはさておくとして。
“フィーネ”の複雑な胸の内や“咲耶”の心残りにも一つの区切りがついたのは印象深い。

“ロゼリア”の目論見が功を奏して変わりゆく未来、そして〈ヴォイド〉〈虚無〉の動向。
魔王軍として本領を発揮する“レオニス”たちの活躍が期待される大一番を前に遭遇する
番狂わせ。そこにも先手を打つ彼の対策は万全か否か、続く展開も期待したいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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