2023年07月04日

『僕らの春は稲妻のように2』

鏡遊 先生が贈る新感覚ハイスピードラブコメ。第2巻は“白亜”との同居生活、そして
婚約発表と振り回していく彼女に負けじと“譲”も良好な関係を築くべく手を尽くします。
(イラスト:藤真拓哉 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/inazuma/322303000126.html


結婚式、そしてキス。“白亜”が生きているうちに実現できるかどうか、不安に思うより
行動に移すことができる“譲”の所作は今巻でも目を見張るものがあります。“紅坂”も
それを察して動いてくれる良い子で、“真白”は斜めに察しすぎて面白さ十二分な子です。

状況だけでなく場所すら変幻自在な“白亜”の自信にあふれた言動からは及びもつかない、
婚約発表で賑わう中で見せた不安な表情が、藤真 先生の挿絵とあわせて印象的。彼女も
“譲”もまだ中学生なんだ、というつい忘れがちなことを思い出させる一幕でもあります。

「愛してる」と言わせたい。“白亜”がそう言った意味の真実を打ち明けられてもなお
揺るがない覚悟を示す“譲”は彼女の傍に居続けられる、並び立てる存在になれるのか。
まだ6月まででこの密度感。夏の暑さに恋も愛へと昇華されるのか続きが気になる所です。

posted by 秋野ソラ at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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