赤城大空 先生が贈るアツくて淫らな退魔活劇。大台に乗る第10巻は“晴久”が“美咲”の
子宮にいる、という想像を遥かに超えた異常を引き起こす怪異に対処する顛末を描きます。
(イラスト:魔太郎 先生)
【 https://www.shogakukan.co.jp/books/09453128 】
“晴久”たちのクラスに編入してきた“ゼパル”こと“春美”の煽り具合とヒロイン勢の
反応が狙い通り過ぎて面白い。彼を気遣う“雅”の「お礼」も見事な誤解を招いて最高で。
そんなドタバタしたコミカルな展開の中で始まる処女懐胎事件が予想以上に難題で、深刻。
“晴久”が生まれ直ったら全て水泡に帰す、という危機的な状況下でも赤ちゃんプレイに
出産アクメとやりたい放題な 赤城 先生、それにGoサインを出した「ガガガ文庫」編集部、
そしてイラストで数々のシーンを演出する 魔太郎 先生の絶妙な加減には脱帽と言うしか。
“晴久”に残された時間が僅かになろうとも、思いがけない敵に最後まで立ち向かう姿に
色々と熱いものを感じずにはいられません。物語としても佳境を迎えそうな中、赤城 先生
にはくれぐれもご自愛いただきつつ、他シリーズも含めた続きの刊行に期待しております。
2023年06月28日
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