細音啓 先生が贈る大人気王道ファンタジー。第15巻は強敵すぎる“イリーティア”を前に
現場で帝国と皇庁で協調姿勢を取り始める中、女王“ミラベア”にも決断の時が迫ります。
(イラスト:猫鍋蒼 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/201705kimitoboku/322301000993.html 】
皇庁にいて状況を伝え聞く女王“ミラベア”と、圧倒的な力と恐怖に晒された“イスカ”
たちとの温度差。“キッシング”がそれを諭すべく女王に対して放つ言葉が実に容赦ない。
溜飲が下がるものの虚しい話し合いの結果として女王にあの決断を促せたのはまず大きい。
“ミラベア”が秘密にしていた過去。若かりし彼女の異質ぶりもさることながら周囲とは
比類なき強さに追いつける相手として魔人“サリンジャー”を選び、敵味方を超えた絆を
築いていく経緯。時に微笑ましく、時に酷なすれ違いを見せる2人に抱く想いは複雑です。
「月」も「星」も「太陽」も、皇庁として強い力を持ち続けるための仕組みが権力に固執
するための足掛かりにしかなっていない、という虚しさ。すべてを知った“ミラベア”が
慟哭の果てにしがらみを取り払うことで物語がどう激変していくか、引き続き楽しみです。
2023年06月27日
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