「電撃文庫」初登場となる ケンノジ 先生が贈る新作は、人間に寄生する未知の生命体を
駆逐し、終戦後は永久封印されたはずの魔導人形たちが目覚めたその後の顛末を描きます。
(イラスト:kakao 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/homunculus/322209000247.html 】
宿主となった人間の姿を変異させ、人間を殺し、人間と交配を続ける寄生型生物「操蟲」。
操蟲に抗うべく作った魔導人形「子供たち(シリーズ)」に人々は救われ、そして恐れた。
人類の総意としてその一人“エルガ”もまた二度と目覚めぬ眠りにつくはずだったが──。
元いた国も、暦も、価値観も見受けられない世界で、掃討したはずの操蟲が復活している
という確固たる現実を前に魔導人形としての目的を果たそうと動く“エルガ”が格好良い。
過去の回想から垣間見える人々と、今を生きている人々とのギャップに戸惑うのは同感で。
伯爵となった操蟲“ブリッツ”やその娘“ヴィヴィア”とのやり取りから違和感を覚える
“エルガ”が、彼の勇名を知る“マヤ”の意味深長な言動や、何かといわくのありそうな
“リーニア”との関わりを通じて自身が目覚めた謎に迫っていくのかが気になる物語です。
2023年06月07日
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