「スニーカー文庫」初登場となる 望公太 先生が贈る新作は、厳格な女性上司とその部下
である若手社員が秘密の情事を重ねていく、複雑でオトナな関係を描くラブコメディです。
(イラスト:しの 先生)
【 https://sneakerbunko.jp/product/bijinjyousi/ 】
大手出版社の営業を務める“実沢”には有名なプロサッカー選手の兄がいる。兄を狙って
近づく女性たちに辟易とする彼は自然と女性不信になり浮わついた話もない。そんな彼が
上司の“桃生”と恋人でもないのに何度も性交に耽るのは、ある頼み事によるもので──。
酒の力も借りて“桃生”が“実沢”に明かす「子供は生みたい」という人生観に困惑する
彼には同情すべきなのか、妬むべきなのか。会社の上司と一人の可愛らしい女性、という
ギャップに惹かれながら男としての猛々しさ、あらぬ欲望も曝け出す彼もまた意外性の塊。
いろいろな側面から官能小説一歩手前みたいな話に驚嘆しつつ、互いのコンプレックスを
認め合ってしまう“桃生”と“実沢”が互いに惹かれていく先に何が待つのか。誓約書が
いま思うと重くのしかかる話の続きが俄然気になります。望公太 先生の展望に注目です。
2023年06月05日
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