2023年06月02日

『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』

佐島勤 先生が贈る、「魔法科高校」卒業後の“達也”たちを描く新シリーズ。第6巻は
古代文明シャンバラの遺跡を探る“達也”たちが敵の妨害を退けながらその謎に迫ります。
(イラスト:石田可奈 先生)

https://dengekibunko.jp/product/mahouka/322301000335.html


遺跡の仕掛けなどに過剰に反応する“リーナ”の反応が、“達也”たちの冷静な言動とは
対称的で面白い。遺跡の守り人たる人物から語られる遺跡の謎の一端、そして手にした物。
まさしく古代文明という雰囲気、浪漫にあふれていて魔法の概念を超えていきそうな勢い。

“達也”がとんでもない状況に置かれている中、“遼介”の心が「FEHR」そして“レナ”
に向き始めているとは知らず、彼をただ見送る形になる“真由美”の姿は間が抜けている
かのようでした。指摘した“克人”のほうが一枚上手に見えたのも気のせいではないはず。

古代文明の神髄に“達也”と共に触れた“光宣”が思いがけない雪辱戦に臨んだその勇姿。
“達也”の見識を受けながらではありますが見事な戦いぶりでした。そして日本にも残る
遺跡、遺物、そして“水波”も息をのむ衝撃の事実を前にどう動くか、続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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