志瑞祐 先生が贈る学園ソードファンタジー。TVアニメ放映を控えての刊行となる第11巻は
攫われた“エルフィーネ”と「魔剣計画」の黒幕を追って“レオニス”が一計を案じます。
(イラスト:遠坂あさぎ 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/seikengakuin/322212000024.html 】
【 https://seikengakuin.com/ 】
数々の〈魔王〉が“レオニス”の元に集い、手の内にある情報をすり合わせて見えてくる
敵の全容に緊張が走る・・・かと思えば魔王城を〈魔王〉の根城とされるあたりは面白くて
彼の不安定な立場を象徴するかのよう。一番の被害者は“シャーリ”かも知れませんが。
一方、様変わりした“エルフィーネ”と対峙し、追いつめられた“リーセリア”にとって
好都合な展開。“ヴェイラ”に師事し「竜王の血」の力を引き出すべく特訓を重ねる姿は
つい応援したくなるほど。ここでも“シャーリ”が割を食っているよう気はしますけど。
〈第〇四戦術都市〉を目指すべき場所と見定めた“レオニス”も「船」を入手するために
新たな一手を見せ、〈ヴォイド〉の先に居る相手にまた一歩近づいた形。“シャーリ”の
鬱憤を晴らすかのような活躍も見所です。まだ間に合うのか、次巻の展開も要注目です。
2023年04月05日
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