大森藤ノ 先生が贈る大人気シリーズ「ダンまち」スピンオフ作品。小冊子付き特装版と
同時刊行となる第14巻は都市最高位に到達した【ロキ・ファミリア】の原初に触れます。
(イラスト:はいむらきよたか 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815618728/ 】
【 https://danmachi.com/ 】
“フィン”。小人族の言葉で「光」を意味するその名を掲げるに至った後悔、過ちを
繰り返さないという決死の覚悟、“ロキ”との出会いから彼の言う「冒険」が飛躍的に
広がっていく過程が面白いです。“メリサ”との件は残念でしたが後々を考えれば、ね。
“リヴェリア”。アルヴの王森においてハイエルフの王女としての振舞いを求められる
窮屈さ、鬱憤から里を飛び出す過程が彼女らしい。恥を承知で“フィン”や“ロキ”に
助力を求めるまでの葛藤と妥協、そしてハイエルフとして一皮むけていく流れも同様に。
“ガレス”。“ロキ”に目をつけられたのが運の尽き。三顧の礼ならぬ「三娘の礼」で
【ロキ・ファミリア】に迎えられることになるとは、よもやよもやの展開。邂逅と旅の
過程を“アイナ”の視点で描く、小冊子の短編もお見逃しなく。次の刊行も楽しみです。
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