真代屋秀晃 先生が贈る青春恋愛劇。第3巻は隠し切ろうと決心した“純也”と“夜瑠”の
恋愛が明るみになったらどうなるか。5人それぞれが抱く想いの行く末を描く完結巻です。
(イラスト:みすみ 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/tomodachinoushirode/322209000253.html 】
“夜瑠”と“新太郎”を恋仲にしようと計画を進める“火乃子”。5人の関係が恋の病で
崩れていくのでは、と危惧する“青嵐”。愛と友情の狭間で歪んでいく“純也”。ここに
“狭山”先輩や“めぐみ”といった彼らの過去を知る人たちが楔を打つ形になるのが劇的。
五人でクリパ、と言っていた絆が嘘のように瓦解する中で浮気してもいいと嘯く“夜瑠”、
振られてもすぐ次の策を練りにいく“火乃子”の恋愛モンスターぶりに驚嘆。“青嵐”や
“新太郎”も恋の狂気にあてられて劣情をさらけ出す、破滅一直線の展開に憂いしかない。
そんな暗澹たる雰囲気を“夜瑠”ですら侮っていた“純也”の友情バーサーカーっぷりが
どう崩していくか。何より2人の「誰にも言えない恋」がどこに着陸するのかは見どころ。
複雑な恋愛模様を描いた後、歪んだ純愛ラブコメを用意する 真代屋秀晃 先生に期待です。
2023年03月17日
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