依空まつり 先生が贈るファンタジー作品。シリーズ6冊目は“モニカ”が「沈黙の魔女」
として公式に“フェリクス”を護衛する中で巻き込まれていく陰謀の一部始終を描きます。
(イラスト:藤実なんな 先生)
【 https://kadokawabooks.jp/product/silentwitch/322204000190.html 】
【 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_EB03202357010000_68/ 】
【 https://ncode.syosetu.com/n8356ga/ 】
お近づきになれると心弾む“フェリクス”に対し、正体がバレないかと不安な“モニカ”。
攻めつ守りつ、2人の駆け引きが見ていて楽しいです。あたふたする彼女の劣勢ぶりとか。
その裏で“エリアーヌ”の想いが何度も空回りする場面はまさに滑稽と言うにふさわしい。
“バルトロメウス”も「沈黙の魔女」を狙う者の1人、ではありますが今回の騒動を経て
意外な立ち回りをすることになるのが興味深い。“レイ”や“グレン”の頑張りもあって
治まった騒動、読み終えて想起されるプロローグで描かれた場面の意味も得心がいきます。
抱える秘密が増えた“フェリクス”に落ちる影は広く、深くなるばかりで。冬精霊の氷鐘
への願いごとを変えるほど、七賢人の立場を追われてでも達成したい目的ができたことは
“モニカ”にとって吉事なのか凶事なのか。続く物語の中で見極めていきたいと思います。
2023年02月24日
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