日向夏 先生が贈るスピリチュアルスクールドラマ。第2巻は未だ謎な“ナギ”の神通力
を探る惟神學園の面々、超自然学派の思惑に彼女自身がどう向き合うかを描いていきます。
(イラスト:赤瓦もどむ 先生 制作協力:花とゆめ編集部)
【 https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/12/27-post-kamisama-2.html 】
“ツクヨミ”と“ガラン”、それぞれのアプローチで気付いた“ナギ”の神通力の稀有さ。
相談するのも躊躇われる“祖父江”の存在感が面白い。あと“ツクヨミ”のあの例え方が
コミュニケーション能力のなさを如実に表していて苦笑い。それにしても若すぎです、彼。
“ナギ”と“ツクヨミ”に興味津々な“ゴロウ”と“オルハ”、特に“オルハ”の強かで
狡猾なアプローチにやや嫌悪感を抱きそうになる所を体育祭や遊園地で「スサノオ会」が
接触してくる顛末の中で払拭してくれる構成に好感触。“ゴロウ”の胡散臭さもポイント。
“スサノオ”と“ツクヨミ”の会話から窺える、異なる未来の可能性。“猫田”の言動に
見られる一枚岩な「スサノオ会」の間隙。前巻から続いて衝撃的な事実を突き付けられる
“ナギ”を応援しつつ、“スサノオ”が何を視ていたのかを次巻以降で探りたいものです。
2023年01月27日
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