2023年01月25日

『見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん2』

神田暁一郎 先生が贈る身長差ラブコメ。第2巻はサッカー部で研鑽を重ねる“下野”が
思いがけない縁に恵まれる顛末と、その動向を気にする“高瀬”の繊細な機微を描きます。
(イラスト:たけの このよう。 先生)

https://ga.sbcr.jp/product/9784815616311/


“下野”がサッカー部の女子部員“今朝丸”に気に入られてから醸し出す仲良しムードに
あてられて、ついむきになって「一番」を確かめに来る“高瀬”のなんと初々しいことか。
何気に“今朝丸”とラッキースケベな場面を味わっている彼がうらやまけしからんワケで。

サッカーが上手くなりたい、と願う“下野”が“今朝丸”の所属する女子サッカーチーム
でお世話になる“魚見”。現在より一歩先の自分を目指して努力する、彼のひたむきさに
惹かれていくスポーツ少女の変わりゆく様子がまた可愛らしい。彼は罪作りな少年ですな。

吹奏楽部が参加する音楽フェスで大役を任されることになる“高瀬”の晴れ舞台と重なる
“下野”のイベント。ふとした日常の風景において思い浮かべる陰影、追いかける目線の
先にいてほしい誰かを見定めた彼の選択に間違いはない、そう信じさせてくれるお話です。

posted by 秋野ソラ at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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