細音啓 先生が贈る大人気王道ファンタジー。舞台化とその公演を終えて刊行する第14巻は
“帝国”と“皇庁”の和平より更に先を見据えて覚悟を決めた“イスカ”たちを描きます。
(イラスト:猫鍋蒼 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/201705kimitoboku/322110001236.html 】
【 https://kimisentv.com/ 】
【 https://kimisen-stage.com/ 】
「星の災厄」を討つ。託された想いに“イスカ”が身を引き締める中、“キッシング”が
色々な意味で対抗意識を見せる冒頭が面白い。彼女の言動から“アリス”も油断ならない
展開を見せるところでコミカルに、シリアスに“ミスミス”へ注目が集まる点が興味深い。
“シャノロッテ”“ミゼルヒビィ”“ヴィソワーズ”、そして“タリスマン”。星霊に、
あるいは“イリーティア”に振り回される人々が“イスカ”たちと対峙していく過程で
“帝国”側、“皇庁”側という目線を超えて振る舞う“アリス”の力強い姿が印象深い。
「星の災厄」を討つこととその代償。“シスベル”にお遣いを頼む“ユンメルンゲン”の
強かなその意図を“ミラベア”、そして始祖がどう汲み取るか。更に“サリンジャー”は
介入してくるのか。“イリーティア”との決戦に臨む“イスカ”たちの行く末を追います。
2023年01月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190047925
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190047925
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック