裕時悠示 先生が贈る「陰キャ無双」ラブコメ。第2巻は無事に二学期を迎えた“和真”
が悩める美少女たちを「普通」に救いつつ、“瑠亜”のやっかみをあしらっていきます。
(イラスト:藤真拓哉 先生)
【 https://lanove.kodansha.co.jp/books/2022/12/2.html 】
【 https://ncode.syosetu.com/n2678gb/ 】
普通になるための一歩として美術部に仮入部する“和真”。彼が先輩“ましろ”の見せる
力のない笑顔を本来の姿に変えてあげたい、と大立ち回りを演じることになる顛末が爽快。
いい笑顔が見れて読み手も幸せ。地下書庫がより騒がしいことになる結果は言わずもがな。
そしていよいよ開催される「和真くん会議」。“涼華”の抜け駆けも見逃さない女性陣の
完璧な布陣で臨むプールデートで元トップアイドル“ちとせ”と“瑠亜”とのしがらみを
断ち切る“和真”の「こんなこともできるのか」感に圧倒されます。取れ高バッチリです。
“さくら”のご厚意による執り成しも意を介さない“瑠亜”と“泰造”の言動が徹頭徹尾
「悪者」としてのそれを示すからこそ、“和真”の振舞いが勧善懲悪として成立する構図。
これが生み出す心地よさは間違いない。世界が彼の魅力に気づくのは何時か、見ものです。
2022年12月07日
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