2022年11月30日

『ゲーム・オブ・ヴァンパイア』

「午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの」の 岩田洋季 先生が贈る新作は、
半吸血鬼にさせられた少年が、元凶の吸血鬼を捜すため潜入捜査に臨む顛末を描きます。
(イラスト:8イチビ8 先生)

https://dengekibunko.jp/product/322202000068.html


吸血鬼に人権なし。見つけ次第、捕獲か駆除。そう定められた人間社会で始祖の吸血鬼に
両親を殺され、妹を奪われ、半吸血鬼として付与された魅了の力で騒動が絶えない“命”。
引き取られた“想子”の元で吸血鬼を駆除すべく公安に所属し、彼は力を発揮するが──。

目的の吸血鬼がいるという学園に潜入することになった“命”が“想子”の妹“真子”と
共に容疑者を探るシリアスさとエロティシズムを交えたコミカルなやり取りのギャップに
惹き込まれます。彼と一緒に仇敵を予想しながら読み進めていく楽しさがあるのも特徴で。

「支配の君」と呼ばれる始祖の吸血鬼が巡らせる策謀。驚くほどにいやらしいその内容は
読んで確認いただくとして、それに“命”が学園内で築いた絆でどう対抗していくのかを
見届けてほしい作品です。思わせぶりな引き具合も気になるので続刊を待望したい所です。

posted by 秋野ソラ at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189959456
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック