2022年10月18日

『呪われて、純愛。』

「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」シリーズの 二丸修一 先生が満を持して贈る新作。
記憶障害となった少年と、彼の前に現れた2人の恋人を巡る愛と壮絶な生き様を描きます。
(イラスト:ハナモト 先生)

https://dengekibunko.jp/product/norojun/322110000042.html


知人に関する記憶だけ抜け落ちている。病室で医師から告げられた“廻”を見舞う最初の
面会者は“白雪”という少女。彼は名前を思い出すので精一杯だが、どうやら恋人らしい。
続く“魔子”は彼にキスをし、本物の恋人だと言う。彼の過去に一体何があったのか──。

“白雪”の想いに応えるためにも、と“廻”が探る自分の記憶に不穏なものが漂い始めて。
“魔子”のモデルのマネージャーを務め、家族同然の付き合いがある意味も分かり始めて。
“廻”の記憶障害へ追い打ちをかける、「あの人」との再会からの展開は驚くしかなくて。

“白雪”と“魔子”が親友なのも分かる。“魔子”が“廻”を共犯者と呼ぶことも分かる。
罪と罰と、愛おしさと憎しみとが入り交じる三角関係が純愛かどうかを問いかけながらも、
鍵を握るのはやはり“廻”が記憶障害となった原因にありそう。続く展開に興味津々です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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