Mika Pikazo 先生が初の商業原作を担う近未来青春ストーリーを 三雲岳斗 先生が小説化。
AI少女と同居する少年が、現実と仮想世界が融合した社会で発生する怪物退治に臨みます。
(イラスト:Mika Pikazo 先生 原作:ARCH、Mika Pikazo 先生)
【 https://www.shinchobunko-nex.jp/books/180250.html 】
【 https://rebelrobotica.com/ 】
超越現実(MR)に発生する異変を解決するロボチカ級超AI“リリィ”は高校生“タイキ”と
接触したことで失われた力を取り戻すべく、彼の部屋に居座り続けている。そんなある日、
MRペットの怨霊「ブレーメン」が出る、という噂を耳にした彼らは調査に乗り出すが──。
MRによって容姿も自由自在な世界にある種の羨ましさを感じつつ「AIレコ」の『推し』に
運命を狂わされるものたちが巻き起こす事件の顛末に、興味深さと空恐ろしさを覚えます。
“タイキ”のバグが鍵を握る展開と、それでも辿り着けない黒幕の存在も見どころの一つ。
不遜な態度は相変わらずなのに不憫でならない“リリィ”が如何に凄いかを“アサト”が
改めて誇示してくれるのは彼女にとって救いなのかも。「レベルロボチカ」の意味を知り、
より一層、彼女を応援したくなる気持ちを抱えながら物語の行方を見守りたいところです。
2022年10月12日
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