健速 先生が贈る人気シリーズ。通算43冊目は六畳間の面々が総出でフォルトーゼへ向かい
現地で様々な関心を集めながら、“ラルグウィン”たちを一網打尽にすべく動き始めます。
(イラスト:ポコ 先生)
【 https://firecross.jp/hjbunko/product/1562 】
フォルトーゼへの影響を避けるため、何もせずこの星を去った“孝太郎”に対する熱烈な
歓迎ムード。“エルファリア”がけしかけた部分もありますけど、国民性、というよりは
それだけ彼を英雄として讃えているのが伝わってくる現象です。面白い一面でもあります。
茶目っ気を見せる“エルファリア”が掴んだ“ラルグウィン”たちの拠点を強襲する局面
においては“ルース”が水を得た魚のように“孝太郎”たちと戦う姿が見られて実に熱い。
総合力、分析力に長けた彼女だからこその見せ場の数々はまさに見どころ満載というもの。
対する“グレバナス”もやり返すだけの策は持ちつつ、その手段がいよいよ人道に反する
ところまで伸びきった点から技術とその行使に関わる人間の資質がより問題となった今巻。
悩みが増えた“孝太郎”を“エルファリア”たちがどう後押しするか、次巻も楽しみです。
2022年10月07日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189853180
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189853180
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック