2022年09月22日

『天使は炭酸しか飲まない3』

丸深まろやか 先生が贈る青春物語。第3巻は天使としての活動にかまけて補習づくしの
夏休みを迎える“伊緒”が、正体を知られている後輩の恋愛相談にのる顛末を描きます。
(イラスト:Nagu 先生)

https://dengekibunko.jp/product/tenshihatansan/322203002166.html


“伊緒”がやらかした過去の失態から、彼が「天使」だと気づいている所からスタート
する後輩“光莉”の恋愛相談。中学時代からの好きが高じて“鷹村”と同じ高校へ進学
を決めるほどの想いに彼は応えてくれるのか。今回も難題が“伊緒”に降りかかります。

諦めきれないなら例え何度でも、告白して気持ちを伝えることが大切と考える“伊緒”。
何回告白しても振られる、叶わない恋はいつまで続けたらいいのかと葛藤する“光莉”。
好きな人への想いに区切りをつけるか否か、の論点が物語を大きく動かす展開が印象的。

“伊緒”が抱き続ける“彩羽”への思慕。彼に“梨玖”が思う所ある内容を知ることが
できたのが良かったですし“御影”たちも同様に考えてくれていて本当に良い子たちで。
ラストで不穏な影を落としながら迎える続刊の危機、はねのけてほしいものであります。

posted by 秋野ソラ at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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