満を持してのTVアニメ化が決定した、三河ごーすと 先生が贈る恋愛生活小説。第6巻は
“悠太”と“沙季”が恋人として共に過ごす誕生日など冬の思い出を積み重ねていきます。
(イラスト:Hiten 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/gimaiseikatsu/322204000944.html 】
プレゼントに何を貰いたいか。その考え方を見ても“悠太”と“沙季”の生き方や人との
関わり方の認識に相応の違いが感じられます。彼女の刹那的な捉え方が印象深くて、その
要望に見合った贈り物を選ぶ彼の悩み具合は微笑ましくもあります。これは中々に難しい。
そしてプレゼントを贈る、という行為そのものにも「サプライズ」に意味を感じない所は
2人らしい、と思えるところ。アドバイスの受け方、タイミング、実際にされた時の感想。
いずれも“悠太”に一歩及ばない“沙季”が見せるくやしさが可愛らしいことこの上ない。
“悠太”の親戚に会う“沙季”の様子から、知らないことを知ろうとする努力、知ること
によって考えを巡らせられる力を持っていることを彼がしっかりと認めているのが素敵で。
だからこそ一人より二人で、と彼女が考え方を変えられたのも納得で。続きも楽しみです。
2022年08月30日
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