七菜なな 先生が贈る青春〈友情〉ラブコメディ。第6巻は東京でひと悶着あった“悠宇”
“凛音”の関係に“慎司”と“日葵”が横槍を入れながら、文化祭へと突入していきます。
(イラスト:Parum 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/danjoru/322202000060.html 】
“悠宇”にとってフラワーアクセサリーが一番、と痛感させられた“凛音”がやさぐれる
のも無理はなく。彼女の胸の内にある想いを見抜いて一計を案じる“慎司”も抜け目なく。
それもこれも恋にも夢にも不甲斐ない一面を見せる“悠宇”にあることは言うまでもなく。
“凛音”を持て余す“悠宇”が東京で受けた刺激をもとに、一念発起して臨む文化祭での
フラワーアクセサリー販売会の企画にもケチがつく。物作りのセンスはあっても物売りの
それは弱い彼に策を授ける人物が印象深く。とことん無自覚な彼の言動がこれまた罪深く。
“日葵”が耳にした“悠宇”と“凛音”、二人旅の顛末に関していろいろな反応を見せる
様子は仏のようであり、鬼のようでもあり。その彼女が悩める“悠宇”に対して決定的に
誤った言葉を選んだことがどう響くのか。揺れる絆の行方を追う次巻の展開が楽しみです。
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