依空まつり 先生が贈るファンタジー作品。第4巻は迫る学園祭を前に「深淵の呪術師」が
騒動の種を持ち込んだり、と“モニカ”は対応に追われながら思い出作りにも奔走します。
(イラスト:藤実なんな 先生)
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“クローディア”が“ニール”に首っ丈で信頼関係も良好な一方、“フェリクス”を狙う
女性陣の心境は不穏さを増すばかり。そのとばっちりを食う“グレン”が見せる名演技が
光ります。“フェリクス”の興味が“モニカ”だけ向けられている訳ではないのが難局で。
今回“モニカ”に意味深長な言動を示す“シリル”も複雑な家族環境に置かれているのが
分かるのも印象的で、だからこそ敵の目論見として彼女を隙を突く材料に使われる展開が
つらくもあります。彼女が直面する危機に真骨頂を発揮する“ネロ”がすさまじく男前で。
「世界は数字でできている」と父の言葉を支えに疎まれながらも生きてきた“モニカ”が
「モニカ・ノートン」として居られる限られた時間をかけがえのないものと捉える様子に
応援したくなる気持ちが途絶えません。だからこそ迫る悪意の行方が気になるところです。
2022年08月18日
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