2022年08月03日

『薬屋のひとりごと12』

シリーズ累計1800万部を超える 日向夏 先生の大人気ミステリー。第12巻は“玉鶯”亡き
西都の後継問題に巻き込まれる“壬氏”が頭を悩ませ、“猫猫”が命の危機に晒されます。
(イラスト : しのとうこ 先生)

https://herobunko.com/books/hero14/13493/


“玉鶯”の長男“鴟梟”はならず者で後を継ぐ気がなく、長女“銀星”は政治には力不足、
三男“飛龍”と四男“虎狼”は帝王学を学んでいない。この中から後継者を育成しろとは
“壬氏”にも酷な話で。その上“鴟梟”の息子“玉隼”が示す敵意がまた煩わしいの何の。

そんな中で“猫猫”は食中毒騒動や異国娘の診断に駆り出されて、挙句に“雀”と利害が
一致する人物によって何処へと連れ去られる始末。“雀”が覚えさせた異教の経典の一節、
それが“猫猫”の命運どころか、“雀”の生き様をも左右する鍵となる構成には只々驚嘆。

つかみどころのない“雀”が今に至るまでの昔話。後継問題の裏で息づく「一族」の意図。
錯綜する想いが至る折衷案は「なるほど」ですし、“小紅”が見せた成長の兆しに苦笑い。
そして仕返ししない“猫猫”にニヨニヨ。遂に都へ戻る皆を待ち受ける騒動に要注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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