雨宮和希 先生が贈る、強くてニューゲームな学園ラブコメ。第2巻は“詩”からの好意を
感じつつ“夏希”が“陽花里”への想いを貫けるか、周囲の関係も交えて描いていきます。
(イラスト:吟 先生)
【 https://firecross.jp/hjbunko/product/1502 】
“美織”が“夏希”に対して“詩”を「キープしとく」と評するあたりは性格が出ている
というか、納得できるというか。その“美織”が仕掛けたダブルデートで彼がループした
からこそ気付けた彼女の悩みが、本音を明かせなかった彼自身と重なるのが実に印象深い。
一度は引き下がって、“夏希”が“美織”に対して格好をつける所を目にして、夏祭りで
願い事を変えたりして、それでもなお彼に気持ちを示した“詩”には適わない。脱帽です。
そんな彼が敗北した姿をたまたま見かけた「彼女」の独白が気になって仕方がありません。
清々しいほど潔い“竜也”の強いんだか弱いんだか謎な振舞いを微笑ましく思う暇もなく
“怜太”が示した意外にも強い意思。“陽花里”や“七瀬”も意味ありげな言動も含めて
“夏希”が選ぶのは友情か、恋愛か、共存か。未曽有の夏で彼が辿る道程に興味津々です。
2022年06月07日
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