2022年05月27日

『聖女に嘘は通じない』

「薬屋のひとりごと」の 日向夏 先生が「アリアンローズ」に初登場。洞察力と記憶力に
秀でた神官見習いが、聖女にまつわる殺人事件の謎に迫るファンタジー&ミステリーです。
(イラスト:しんいし智歩 先生)

https://arianrose.jp/novel/?published_id=3814


十年に一度、特殊なギフトを持つ者から選ばれる国の代表2人「神子」。その候補に推挙
された“クロエ”だが寝耳に水な話で。聖騎士“エラルド”が彼女に話を持ち掛けた訳は
彼女が賭博で荒稼ぎするべく習得した力で神子候補の殺害犯を捜してほしいらしく──。

ギフト無しの“クロエ”が、ギフトを持つ神子候補たちと気風よく渡り合う姿は豪胆で。
「豪運の聖女」たる彼女でも及ばない局面を、「豪商の息子」でもある“エラルド”が
フォローしていく様子が強かで。含みある謎の数々がファンタジーらしさ満載で面白い。

“クロエ”を神子に使われたギフトから守る魔導具の有限性。神子派と聖女派の確執。
殺された“チーロ”の人物像。散在する点がひらめきと共に繋がる瞬間、幕を引かれる
事件の結末も実にファンタジーで新鮮な味わい。終章の落としどころも見事であります。

posted by 秋野ソラ at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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