TVアニメが放映開始を迎えた、佐藤真登 先生が贈るファンタジー作品。第7巻は世界中で
追われる身となった“メノウ”が“アカリ”を取り戻す手がかりを求めて北へ向かいます。
(イラスト:ニリツ 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815613990/ 】
【 https://virgin-road.com/ 】
“メノウ”と“アビィ”の旅に“マヤ”が加わることで賑やかになる様子は、“モモ”と
“アカリ”の時とは違うにしても、緊張の糸を解してくれるかのようでどこかありがたい。
そんな“マヤ”が思うところあって問題行動に出てしまうのが話の軸になるのが興味深い。
“メノウ”が退けた“教官”が語る、処刑人という立場の変化。“ハクア”や“マヤ”の
フラッシュバックする過去。立ちはだかる“ミシェル”の狙いと圧倒的な力。いやな予感
しかしない状況を“メノウ”が食い止められるか、緊張感の続く展開に焦りすら覚えます。
“メノウ”が“マヤ”を必要としていないわけじゃない。迷い続ける“マヤ”を諭すかの
ように告げた“サハラ”のあの一言が今巻では深く印象に残ります。“アビィ”の思惑が
未だ疑わしい点と、エピローグで見たやり取りの行方が気になります。次巻も要注目です。
2022年05月11日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189525995
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189525995
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック