TVアニメ化決定の報に沸く、竹町 先生が贈る痛快スパイファンタジー。第7巻は突然の
凶行に及んだ“モニカ”の思惑に、暗躍する「蛇」の影に「灯」のメンバーが迫ります。
(イラスト:トマリ 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/202001spy/322105000775.html 】
【 https://spyroom-anime.com/ 】
家族と分かり合えない幼少期を経て「誰とも共感できないのでは」と葛藤する“モニカ”。
だからこそ初めて抱いたあの感情は彼女の胸へ棘のように刺さり、それ故に付け入る隙を
相手に与えてしまった、という種明かしをした上で「どうする?」という悩ましい導入部。
章題で“モニカ”のコードネームが入れ替わるところからも彼女の揺れる感情が窺える中、
「敵を欺くにはまず味方から」という展開を期待する読み手をも騙しにかかる彼女の覚悟。
“クラウス”との一騎打ちでも渡り合える彼女の姿は成長の兆しだったのかも知れません。
それでも“モニカ”抹殺に動き続けるCIMの不甲斐なさに憤りすら感じつつ、命を燃やす
彼女を止められないもどかしさや「灯」の置かれた苦境も残されたままで。“クラウス”
に対して涙ながらに決意を表した「彼女」がどんな物語を切り開くのか、続きも注目です。
2022年03月31日
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