保住圭 先生が贈る禁断×純愛ラブコメ。第2巻は“千晴”と“ちまり”の関係を知りつつ
彼女に告白する“梢”とどう向き合えばいいのか。三者三葉な茨の道の進み方を描きます。
(イラスト:千種みのり 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815610043/ 】
“梢”が“ちまり”に抱く彼女の感情は憧憬にも似た思慕。その領域に辿り着いた経緯を
知った“千晴”が、まるで同志に出会ったの如く意気投合してしまうあたりは彼女が何の
悪意もない、純粋に良い子だということが窺えて、色々と難儀な恋路なことが分かります。
“梢”と“ちまり”、という関係に理解を示す“希衣”も中々のものですが、兄弟に目を
つけてくる先輩で風紀委員長の“鹿宮”もある意味、命綱を握られてしまった厄介な存在。
“ちまり”が兄への想いを新たにする一方、彼が引け目すら覚えてしまう辺りは興味深い。
覚悟を決めるため、決めてもらうための3人デートに挑む“梢”が辿り着いた彼女なりの
落としどころは、兄妹に振り回された結果と言えるかもしれません。腹をくくったはずの
“千晴”に現れた、新たなる茨の道。なぜこうなったのか、続きで示してほしいものです。
2022年03月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189371384
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189371384
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック