ぶんころり 先生が贈る王道異世界ファンタジー。第13巻は北の大国への侵攻を宣言する
陛下の野心をどうにか思いとどまらせるため“田中”がかの国へ内偵調査に乗り出します。
(イラスト:MだSたろう 先生)
【 https://gcnovels.jp/book/b1288.html 】
「表紙の子、誰?」と思いつつ読み進めるとなるほど、“田中”の童貞喪失が危ぶまれる
昨今の流れに釘を刺す上でも絶妙な仕掛けに感じました。見違える姿、新しい立場を得て
チヤホヤされることになってもなお、身の危険を味わうことになるあたりは流石というか。
“スペンサー”伯爵に取り入った“田中”が、一枚岩ではない大国の内情を知り、次々と
攪乱していく展開にどう終止符が打たれるのか。そのタイミングと周囲の反応がこれまた
面白くて、特に MだSたろう 先生のイラスト込みで描かれる“ブー”の嘆きは必見の勢い。
田中の報告を受けて何とか丸く収まった結果を受け“精霊王”も驚愕を隠せない彼の魔力。
その裏で“ソフィア”が見届けていた“妖精王”の動向が彼らの物語とかち合ってしまう
ことで思いがけない人質をとられる新展開。彼はこの窮地をどう切り抜けるのか注目です。
2022年02月11日
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