榎宮祐 先生が贈る大人気異世界ファンタジー。3年半以上の時を経て刊行される第11巻は
妖精種によって押し込められた空間で“空”と“白”が互いの関係と未来に向き合います。
(イラスト:榎宮祐 先生)
【 https://mfbunkoj.jp/product/ngnl/321809000110.html 】
まずは 榎宮 先生の復帰を心よりお祝い申し上げます。先生の Twitter アカウントを拝見
していただけに感慨もひとしお。長い時を経ても色褪せないキャラクターの魅力、そして
物語そのものの面白さには驚嘆するしかありません。・・・そして圧倒的なページ数の多さも。
“フェオニクラム”によって仕組まれた恋愛ドキュメンタリーという名の動画配信と共に
精神操作や悪堕ちなどエロノベ手前のネタに翻弄される“空”たちが事の経緯を思い出す
まで、そして“白”が安易な言葉で語れない兄との関係を自認するまでの流れが印象的で。
『 』に敗北はない、と自負する2人の間違いと、間違っていない部分を認めてあげた
“ステフ”の振舞いも見逃せません。ある意味“フェオニクラム”の一人勝ちが際立つ中、
ゲーマーとして勝ち逃げなんて許さない“空”たちが世界をどう揺るがすか、見ものです。
2021年12月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189197563
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189197563
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック