2021年11月26日

『メイデーア転生物語 5 扉の向こうの魔法使い(下)』

友麻碧 先生が贈る本格ファンタジー作品。 第4巻は帝国の強襲を受ける魔法学校の窮地
に対応すべく“マキア”たちが強大な力の源、前世の秘密、絡み合う縁に触れていきます。
(イラスト:雨壱絵穹 先生)

https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/maydare/322106000552.html


メイデーアを作った十柱の創世神。始まりの魔法使い。世界の理が次々と明らかになる中、
そこに“マキア”たちも紐づけられていく顛末には驚かされるばかり。“エスカ”司教や
“ユリシス”先生もこれまでの言動が先々を見据えてのことだと分かると得心がいきます。

事実と真実を受け入れてもなお、“マキア”や“トール”が今の自分自身を失わずにいる
ことが果たして永続的なことなのか。そもそもなぜ2人は現世で生を受けたのか。未だに
謎な要素は残しつつも、ようやく関係が進展したことにまずは胸をなでおろしたい所です。

『何度生まれ変わっても、俺はお前を、必ず、殺す』そう告げる「彼」の言葉にどれ程の
想いが乗せられていたのかと思うと、「彼女」の悲願達成も期待せずにはいられなくて。
一段と成長を遂げた“アイリ”や9班の面々がこの世界を守れるのか、続きに要注目です。

posted by 秋野ソラ at 02:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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