2021年11月24日

『結婚が前提のラブコメ5』

栗ノ原草介 先生が贈る婚活ラブコメ。第5巻は“縁太郎”が“牡丹”の“男爵”に対する
想いを探ろうとする中、婚活業界を揺るがす一手を打ち出す“黒峰”にも頭を悩ませます。
(イラスト:吉田ばな 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094530346


“男爵”を伴侶たる異性と見ることができない“牡丹”。知り合った頃は満更でもないと
聞いた“男爵”が彼らしい手段でその真意に迫っていく顛末が興味深い。彼女が婚活する
意味を、彼女なりの幸せの形を追求した結果に“縁太郎”も示唆に富む所があったのでは。

「追い出し会」を経て次はいよいよ“カレン”と“結衣”の番。恋愛マスター“玉置”に
せっつかれる“縁太郎”も2人の気持ちを認識した上で答えを出さなければいけない立場。
最終巻で三者三様の「結婚」像をどう結ぶのか。栗ノ原 先生の動向も含めて要注視です。

「黒峰マリッジプランナー」に付くか、「結婚相談所・連合会」に残るか。究極の選択を
迫る“黒峰”に伸る“誠”に対し、不信感が拭えずに反る“縁太郎”。明暗を分ける道の
行方も、“黒峰”が抱える唯一の不安要素への対応方法もあわせて見届けたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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