2021年11月11日

『異世界黙示録マイノグーラ〜破滅の文明で始める世界征服〜 4』

鹿角フェフ 先生が贈る異世界ファンタジー。第4巻は「ブレイブクエスタス魔王軍」に
勝利した代償は少なくない“拓斗”が全ての世界征服を目指し、国力の強化を図ります。
(イラスト:じゅん 先生)

https://gcnovels.jp/book/b1246.html
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM00000023010000_68/
https://ncode.syosetu.com/n8760ei/


うつけ者のようにふるまう“ペペ”がマイノグーラの弱点を的確に突く駆け引きを見せて
相変わらず驚かされる一方、それを受ける“拓斗”もまた仲間をも出し抜く手段をもって
受けて立つやり取りが面白い。RPG勢力との戦いで負った傷を払拭する勢いすら感じます。

マイノグーラが力をつけていく中、聖王国を導く聖女“ソアリーナ”が理想の国を求めて
魔女“エラキノ”の甘言に乗る展開。無理が通れば道理が引っ込むとはよく言ったもので
“エラキノ”のマスターが持つ能力で急速にまとまっていく聖王国が敵性を帯びてきます。

避けられない衝突を前に“ソアリーナ”が望んだ「勝算」。無謀な願望が希望へ結びつく
その意味を、その身に絶望として味わうことになる“拓斗”。更なる窮地に陥ってもなお
勝ち筋が見えている彼は一体何に気付いたのか。邪神の進撃をぜひ見届けたいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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