2021年09月28日

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる17』

裕時悠示 先生が贈る甘修羅らぶ×らぶコメディ。第17巻は恋愛アンチの悪魔として現れた
“真涼”が問い質す「“鋭太”のハーレム」に対し「自演乙」メンバーが答えを出します。
(イラスト:るろお 先生)

https://ga.sbcr.jp/product/9784815610746/


幼なじみ、前世の恋人、婚約者。“千和”や“姫香”そして“愛衣”が過去の“鋭太”に
恋しているのではないか、今の彼を見ていないのではないか、という“真涼”の疑念など
見事に跳ね返してくれる彼女たちにあっぱれ。覚悟を決めた3人には今さらな愚問でした。

“鋭太”としても「誰か1人を選ばない」という意味を、より具体的な未来予想図として
示してきたのは驚きました。「推薦入試で遅刻した」という理由、“カオル”からの質問
すら覚悟を決めるために使ってきたのも印象深い。“カオル”の件も一段落して何よりで。

新たな門出を前に強気に出た“真涼”も結局“鋭太”を前に「もにょもにょ」するあたり
共犯者であることを改めて印象づけてきました。ネットミームを交えた「呪い」に関する
演出もお見事・・・という流れで最終巻じゃないのが面白い。「最後の旅」にも要注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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