白鳥士郎 先生が贈る熱血将棋コメディ。小冊子付き特装版が同時刊行となる第15巻は
“銀子”も“あい”もいない“八一”に対し“供御飯”の抱く野心が鎌首をもたげます。
(イラスト:しらび 先生)
【 https://ga.sbcr.jp/product/9784815610937/ 】
棋士として、将棋ライターとして“八一”を見続けてきた“供御飯”の並々ならぬ想い。
彼の棋書を出版することを口実に仕掛ける彼女の手数からその本気度が窺える一方、彼と
恋人との愛を、そして師弟の絆を現実として目前に突き付けられ、報われないのが切ない。
必勝を狙う“供御飯”との戦いに相対する“あい”も心折れかけてもなお前に進む日々。
女流棋士だからこその厳しい世界を知ってもなお、師匠と肩を並べるため新たな出会いを
力に変えて見せてくれた涙あふれる笑顔に救われます。その傍らにある恋模様の行方にも。
“八一”から贈られた「物語」をしっかりと受け止めた“銀子”の姿も見られて一安心。
そんな彼女の可愛らしい一面が覗ける小冊子の短編、イラストの数々はまさに必見の一言。
感想戦でも思いがけない発言が飛び出して、各々の「物語」の行方にも期待が膨らみます。
2021年09月27日
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