駱駝 先生が贈るラブコメディ作品。第16巻は姿を消した“菫子”を探し出すため、仲間の
力と彼女の出す意味深なヒントをもとに“雨露”が正解が指し示す場所へと走り続けます。
(イラスト:ブリキ 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/oresuki/322102000021.html 】
“菫”の代わりに「パンジー」として“雨露”と接し、“菫”のために身を引く“菫子”。
すべてを知った“雨露”が“菫子”に怒りと欲求をぶつけたくなるの分かるというもので。
そんな彼のまっすぐな姿勢に惚れてしまった女性陣に対しては同情を禁じ得ない展開です。
“菫子”を探すあてを求めて、これまで散々振り回し、振り回されてきたオールスターと
言ってもいい女性陣とのやり取りと、彼女らから示される“菫子”への思いの一つ一つが
興味深く、そして感慨深く。“雨露”が彼女たちにお断りを入れ続ける場面も印象深くて。
自分の気持ちを隠し切れず、逃げの一手を決めた“菫子”の想いも垣間見ることができる
まさにクライマックスな流れを受け止める場所は納得感いっぱい。ようやく自分の想いに
素直になった彼女を見れて一安心な最終巻・・・ではないということで次巻と新作に期待です。
2021年07月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188856239
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188856239
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック