2021年07月09日

『六畳間の侵略者!? 38』

健速 先生が贈る人気シリーズ。通算40冊目は突如“孝太郎”たちの前に現れた“早苗”が
語る“灰色の騎士”の存在と「灰色の曖昧な力」に、六畳間の面々が苦戦を強いられます。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/970.html


紛らわしいので“お姉ちゃん”と呼ぶ3人目の“早苗”。“早苗ちゃん”“早苗さん”も
できるけど、と注釈を添える“お姉ちゃん”が落とす影から彼女の置かれた厳しい状況を
窺い知ることができるだけに、微笑ましい感情だけでは見ていられないやり取りが切ない。

“キリハ”の分析や“晴海”のリーダーシップに助けられつつも、“グレバナス”そして
“ラルグウィン”に先手を取られ続ける一進一退の戦況は、六畳間の面々としても過去に
類を見ないほどの押されっぷりであったかと。“灰色の騎士”の厄介さを物語っています。

「灰色の曖昧な力」も使う“灰色の騎士”に対し魔法、霊力、科学の総力を結集して挑む
“孝太郎”も善戦止まり。いよいよ挿絵付きで紹介された最悪の強敵にどう再戦に臨むか。
しれっと爆弾発言をした“孝太郎”の覚悟も含めて、その行く末を見届けていく所存です。

posted by 秋野ソラ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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