2021年04月28日

『結婚が前提のラブコメ4』

栗ノ原草介 先生が贈る婚活ラブコメ。第4巻は“まひる”にふさわしいダメ男を紹介する
ために“結衣”たちが一計を案じる中、“縁太郎”への恋の駆け引きも加速していきます。
(イラスト:吉田ばな 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518979


“まひる”に「ダメ男だけど、本当はダメじゃない男」を紹介することでライバルを一人
排除しようとする“結衣”たち。そんな駆け引きを知る由もない“縁太郎”には“黒峰”
の秘書“逢川”から業務提携の提案を受けて、腹の探り合いで頭を悩ませる展開が面白い。

バツイチ子持ちの“阿笠”との交際は“あかね”とのやり取りも含めて良さげに見えつつ
“まひる”はまさかのお断り。“縁太郎”との距離感を詰めていく流れに持っていくのか
と思いきや彼女の本質を振り返りながら、心変わりする様子を描く点には驚かされました。

今回、当て馬のような位置づけにいた“玉置”そして“男爵”。婚活に求められる変化が
彼らにも影響するところが見どころの一つ。結婚相談所の経営者として、その前に一人の
男性として“縁太郎”は変わるべきか否かも注目すべき要素です。次巻も目が離せません。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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