2021年04月26日

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)3』

みかみてれん 先生が贈るノンストップ・ガールズラブコメ。第3巻は“れな子”と一緒に
遊ぶのを家族に邪魔された“紫陽花”が怒りのあまり当て所ない旅に出る顛末を描きます。
(イラスト:竹嶋えく 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631412-1
https://seiga.nicovideo.jp/comic/47265?track=official_trial_l2


大切な人には楽しいことだけ与えたい。必要なら自分の幸せより誰も傷つかない道を選ぶ。
人に優しく、いい子でいることを「自分のため」に、今まで貫いて生きてきた“紫陽花”。
彼女を天使と神聖視する“れな子”に対し、彼女はどうだったかが遂に判明してドキドキ。

思いがけない“れな子”と“紫陽花”の2人旅。時に言葉で、時に触れ合って人となりを
互いに理解していく過程には思わず頬が緩みます。“紗月”から渡された話題ストックも
絶妙で、途中で割り込んできた“真唯”との3人の絡みもいろいろな局面で意味深長で。

「瀬名紫陽花のお話」の並ぶ位置に友情と恋心で揺れる彼女の機微を感じ取れるのが演出
としても印象的。過激派を宣言した“花取”や秘密がバレた“紗月”も気になる所ですが
一番は焚きつけた“真唯”の一手が裏目具合。“香穂”の回に突入する次巻も大注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188613590
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック