翅田大介 先生が贈る、破滅フラグを打ち破る痛快活劇ファンタジー。第2巻はもう一人の
転生者“ユリアナ”の妄執により仕掛けられた謀略の数々に“キリハ”が徹底抗戦します。
(イラスト:珠梨やすゆき 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/322009000009.html 】
業腹な“キリハ”の暗殺を謀る“ユリアナ”。鉄砲玉にされる少年少女の境遇にご立腹な
“キリハ”が闇ギルドに乗り込み元締めとギャンブルで「ざわ……ざわ……」と駆け引き
に興じるあの気風の良さ、そして余裕ぶり。読んでいて味わえるあの爽快感に惹かれます。
人間のクズと評されてもその傲岸不遜ぶりを崩さない“ユリアナ”が反乱軍をけしかけ、
魔族をけしかけても、その身一つで切り抜けていく“キリハ”がもう格好良いのなんの。
立場を超えて次々とオトコを魅了していく、まさに罪作りな女性だなと言うしかなくて。
約束されたシナリオすら崩されたあげく、ゲームオーバーを突きつけられた“ユリアナ”。
“キリハ”が結んだ縁を象徴する「彼女」たちのあの決め台詞も胸がすく思いでいっぱい。
胃薬漬けの“ジェラルド”には悪いですが、ファンディスクの展開も見てみたいものです。
2021年01月29日
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