伊崎喬助 先生が贈る打擲幼女の覇道ファンタジー。第3巻は長安に遷都した“董白”が
経済復興、治安維持に影響する騒動の数々を解決するうちに予想外の真実を突き止めます。
(イラスト:カンザリン 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518870 】
“馬騰”の使者がようやく到着したかと思えば賊に奪われ、それを突き止めればこれまた
偏屈な強敵“甘寧”が強敵として現れ、更にはペテンにかけてくる“張魯”ともつながる。
泣きっ面に蜂どころか熊にも襲われるかの如き窮地を迎える“董白”には同情するばかり。
そこへ“董白”の悪癖が「普段の自分ではない言動」を生み出す契機になるという面倒な
事実も明らかになるからさあ大変。その被害者たる“劉協”はある意味幸せ者かもですが。
一度は封じたその悪癖が苦境の打破へと結びついたのは怪我の功名と言うべきでしょうか。
“趙雲”の意外な活躍ぶりに目を見張りつつ、今回“董白”を支える形となった謀反人の
軍師“荀攸”にまつわる真実。“馬超”に「とどめを刺す価値すらない」と豪語する強敵、
新たな状況に身を移された“董白”の運命や如何に。次巻もますます期待が高まります。
2021年01月26日
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