2021年01月12日

『古き掟の魔法騎士I』

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」シリーズの 羊太郎 先生が贈る新作は、窮地に陥る
王国の王子が伝説の英雄を現世に顕現させ、その力を借りて苦難を乗り越える英雄譚です。
(イラスト:遠坂あさぎ 先生)

https://fantasiabunko.jp/product/202012fairyknight/322006000827.html


王国の始祖“アルスル”に仕えた伝説の騎士“シド”。命を狙われる王子“アルヴィン”
には彼を転生復活させる魔法が口伝されており、藁をもすがる思いでその墓標で詠唱する。
すると突然の雷光と轟音に現れた見知らぬ青年が、見たこともない力で敵を圧倒して──。

読者には早い段階で気づける“アルヴィン”の「秘密」を“シド”はいつ認識できるのか。
その時が訪れるまでのドキドキ感と、彼に対する周囲の反応、温度感の違いがまず楽しい。
“アルヴィン”が傾国の王子として生きる覚悟を読み手にも印象づけてくれる話運びです。

強さを魅せつけてくれる“シド”にも転生した身として色々と事情がある要素を示しつつ
ある「弱点」が、“アルヴィン”の確固たる意志と合わさって昇華していくあの場面には
胸を熱くさせるものがありました。主従共にどう成長していくのか楽しみなシリーズです。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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