2020年12月01日

『ぼくたちのリメイク8 橋場恭也』

2021年にTVアニメ放映予定が決定した、木緒なち 先生が贈る青春作り直しストーリー。
通算10冊目となる第8巻は“恭也”が自分の立場と未来を見据え、改めて動き出します。
(イラスト:えれっと 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/322007000687.html


“貫之”はラノベ作家、“ナナコ”は歌手、“シノアキ”はイラストレーター、そして
“恭也”はプロデューサーとして皆とゲームを作る夢を追う。「Ver.β」を読んだことで
“河瀬川”が見せる言動一つ一つ、“九路田”の動向についついニヤリとしてしまいます。

「サクシードソフト」というキーワードについてもそう。“恭也”の先輩にあたる“茉平”
に含みがある点、そう思った経緯、会社の背景を「Ver.β」と交えて読み進めるとすごく
得心のいく展開でした。“竹那珂”の存在が“恭也”に対する良い刺激であるのも絶妙で。

それぞれがシェアハウスを巣立つであろう、そんな寂しさを醸し出しながら“シノアキ”
にだけは積もり続ける不安要素。それを汲みきれなかった“恭也”は彼女に何ができるか。
女性陣の思慕と絡めてフォローの顛末に興味津々。アニメの動向と共に注視したい所です。

posted by 秋野ソラ at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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