2020年11月16日

『六畳間の侵略者!? 36』

健速 先生が贈る人気シリーズ。通算38冊目は“ラルグウィン”が灰色の騎士に助けられ
魔法の力を認識する一方で、“真希”がレインボゥハートの一員となる課題に臨みます。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/931.html


フォルサリアで発生する連続行方不明事件。その調査を任された“真希”が意外な過去へ
触れると同時に、“孝太郎”たちにも因縁のある敵と遭遇するなど人の歴史を意識させる
内容でありました。そんな中、“静香”がここぞと彼を煽っていくスタイルが面白かった。

今回、“真希”をレインボゥハートに推薦した一人である“ゆりか”が目の当たりにした
吉事をそう捉えない、“孝太郎”との関係に自信がもてない証左としての言動が印象的で。
そこをどう励ますか、という場面にも六畳間のメンバーらしさが窺えて微笑ましいもので。

“ゆりか”が望まぬ形でみんなからの信頼を集めていく裏側で、“ラルグウィン”が宿敵
である青騎士に勝てる希望を抱くなど、緊張感が高まる展開。灰色の騎士が胸に含む思惑
とは如何に、という瞬間で登場した「あの人物」がどんな鍵を握るのか次巻も楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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