2020年10月14日

『それでも、好きだと言えない』

2016年、左和ゆうすけ 名義で『最強秘匿の英雄教師』を上梓した 赤月カケヤ 先生が贈る
「講談社ラノベ文庫」2作目は、ほろ苦くて、ちょっぴり泣ける青春ラブストーリーです。
(イラスト:へちま 先生)

http://lanove.kodansha.co.jp/books/2020/10/#bk9784065211786


学校随一の美少女“美波”に淡い想いを抱く“悠人”。見知らぬ男と談笑する彼女を見て
呆然自失となりトラックに轢かれかける。謎の少女に救われたが実は彼女は幽霊で、彼に
憑りついて地縛霊から浮遊霊になった上に記憶喪失らしく何とか成仏する術を探るが──。

“レイナ”と名付けた“悠人”は天真爛漫で、彼女の手助けで“美波”と仲良くなったり
する微笑ましいが続く一方、彼には“レイナ”と切っても切れない縁があり、しかも彼の
行動原理にも影響していると分かってからの、三者三様の機微の変遷がこれまた興味深い。

“レイナ”はなぜ幽霊になったのか。その原因となる「誤解」に迫り、解消を図るうちに
自身の気持ちに気付いた“悠人”が『それでも、好きだと言えない』と独白するその意味。
まさかのダブルミーニングに驚かされ、読了後に残る余韻は切なく、印象深い内容でした。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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