2020年10月12日

『放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ』

『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』の 九曜 先生、フライ 先生のコンビで贈るラブコメ新作。
母子家庭の少年が母を失い、引き取られた先の家族と悩ましい生活を送る顛末を描きます。
(イラスト:フライ 先生)

https://famitsubunko.jp/product/321909000137.html


交通事故で亡くなった母の葬儀も終わり、途方に暮れる“静流”。彼のもとを訪ねてきた
母と同じ病院に務める男性医師から実の父親だと告げられる。うちに来ないかという彼に
まず1ヶ月世話になると決めた“静流”は、ある有名な先輩と姉弟関係になるのだが──。

“静流”へ粉をかける“紫苑”も、彼に気を許せない“泪華”も、彼と揺るぎない関係に
ある“奏多”も、そして彼自身も、何らかの「欠落」を抱えて今を生きる印象が窺えます。
先輩たちとの興味深いドラマが始終展開されており、中々に良い滑り出しかと感じました。

“泪華”の心にあるわだかまりを解くことで彼女の家で世話になる期間を見直す“静流”。
2人の機微の変化を味わい、“泪華”の焦燥する気持ちを見極めながら、目下気にすべき
要素は“奏多”と“静流”のつながり。「番外編」の使い方も上手くて続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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